※本記事の掲載情報は取材当時のものです

道の駅 ねじめ「レストラン MARINA」

ここにしかない「地のもの、旬のもの」グルメの噂を聞きつけて、道の駅ねじめの「レストラン MARINA」へ。
店主の辻さんに尋ねると３品もあるのだとか。もちろん全部いただこう！旅の魅力は刺激を求めるだけではないと思うが、食については例外。欲と刺激にまみれてなんぼ！だ。

「海鮮丼（冬メニュー、数量限定）」

一品目は海鮮丼。三方を海に囲まれ黒潮が流れる南大隅町は魚種が多く魚介類の宝庫。鮮度抜群の海の幸がいつでも満喫できるのはこの町の魅力のひとつだ。ヒラマサをメインに朝獲れの新鮮な魚が丼ぶりいっぱいに盛り付けられている。カンパチ、ブリに並んで「ブリ御三家」と呼ばれるヒラマサはちょうどこの時期が旬なんだとか。
漬けではなく刺し身のまま盛り付けられており、醤油をかけていただくスタイルで魚本来の味わいと新鮮さを楽しめる。脂のりも抜群で身が締まっており、食感の良さ、臭みのない上品な味で、どんどん食べられる。まさに待ってました！の美味に「あ、おいしいっ！」とちほんぬさんも思わず声が出る。

「田中精肉店の唐揚げ定食」

「田中精肉店」は知る人ぞ知る南大隅町で人気のお肉屋さん。昭和35年創業の老舗店だ。店頭には唐揚げのほかにも懐かしい味わいのコロッケやニンニクたっぷりの手作り餃子など、地元っ子自慢の味が並ぶ。町外からわざわざ買いに訪れる人もいるほど人気なのだとか。
唐揚げは一口噛むと驚くほどジューシー。肉の旨味がじゅわっとあふれ出て、口の中が満たされていく…。味付けしっかりでご飯もすすむ。「カリカリの衣としっとり柔らかい鶏肉のバランスも絶妙ですね」とちほんぬさん。（激しく同意します！）この定食用に田中精肉店で販売している唐揚げより大きめに作ってもらっているらしくボリュームも大満足だった。

「デデコーラ」

ユニークな名前の「デデコーラ」は辺塚（へつか）だいだいを使ったクラフトコーラ。デデとは「だいだい」を鹿児島弁っぽく表現した名前らしい（こういうの好き！）。
辺塚だいだいは南大隅町に古くから自生している固有の希少な香酸柑橘。苗木の町外への持ち出しは禁止され、地域で大切に守られている。そういうことなので、ありがた〜い気持ちで頂くことに。

「甘さ控えめでさっぱりして飲みやすい！女性はきっと好きな味ですね。スパイス好きにもたまらないはず。」（ちほんぬさん）
たしかに爽やかでスパイシーな味わいで、ほんのり感じる優しい甘さが絶妙だ。バニラアイスにかけても美味しそうな予感。
店主の辻さんから「デデコーラシロップが近日発売予定」と教えていただいた。お店のInstagramをフォローして、続報を楽しみに待とう！

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ネッピー館　レストラン雄川

「ねじめ黄金カンパチ丼」

さらなる「地のもの」を求めて根占（ねじめ）にあるネッピー館のレストラン雄川へ足を運ぶ。お目当ては「ねじめ黄金カンパチ丼」。
「ねじめ黄金カンパチ」は南大隅町のブランド魚だ。外洋から黒潮が勢い流れ込み潮の流れが速い根占（ねじめ）の海で育ったため、身が引き締まって歯ごたえのある食感が特徴。体全体に黄金の帯が走っていることが名前の由来だとか。

そのねじめ黄金カンパチがご飯が隠れるほど豪快に盛り付けられた「ねじめ黄金カンパチ丼」。
地元漁港朝漁れで活け締めしているので鮮度抜群。腹身のみが使用されていて脂のノリが最高だ。
「ブランドカンパチ至上最高のプリプリコリコリ食感をお約束します！」（ちほんぬさん）

レストラン雄川は、夜は21時までの営業。ネッピー館の温泉にゆっくり浸かってから夕食も楽しむのもオススメだ。

＜次回予告＞

次回は1月5日（月）に「最果て愛されグルメガイド Vol.5＜今夜はエールでブギーバック！＞」をお届けします。夜の帳（とばり）が下りてもグルメツアーは終わらない。本土最南端のフルーティーなクラフトビール！？聞いただけでココロが踊るよ！

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