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旅の特集

#10

本土最南端を駆け巡ろう。旅好きなら一度は見たい、最果てスポット探訪<後編>

昔からヒトは、いつだって「最果ての地」にロマンを感じてきた。地平の先を目指して荒野を歩き、行く手を海が阻めば船を漕ぎ、ときに雪深い峰を越え、いつも「ここではないどこか」を目指してきた。人が生まれた時に、旅もまた生まれたのだろう。これから目指すのは、日本本土最南端の地・佐多岬。出かける準備はできた。リュックに荷物を詰めたし、靴紐はいつもより強く結んだ。さあ、まだ見ぬ世界の扉を開けて、新しい景色を見に行こう。
(前編はコチラ:本土最南端を駆け巡ろう。旅好きなら一度は見たい、最果てスポット探訪<前編>

2024.1.1

本土最南端を駆け巡ろう。旅好きなら一度は見たい、最果てスポット探訪<後編>

 車でいくつもの坂を越え、靴音が響く暗いトンネルや、ジャングルのような緑のトンネルをくぐりぬけ、ようやく辿り着いた日本本土最南端の地・佐多岬。長いトンネルと抜けると、そこは…。

南国の秘境らしさ全開の道を進む

 エントランス広場から佐多岬へと続く道は、多少のアップダウンはあるもののベンチや休憩所が適所に配置されている。遊歩道を行き来する観光客同士の挨拶も心地よく、子どもからお年寄りまで思い思いのペースで一歩一歩を踏みしめて歩いて行く。

 最初に辿り着いたのは、ガジュマルやソテツなど南国ならではの木々が生い茂る森の中に鎮座する御崎神社。鈴を鳴らし、手を合わせて旅の無事を願い、先へ進む。

参道にもガジュマルやソテツなどの亜熱帯植物が生い茂る様はまさに秘境
和銅元年(708年)に開基した由緒ある神社で、古くから南端の地を守護する神社として崇敬されてきた。御朱印を求めて訪れる参拝客も多く、縁結びの神様としても親しまれている
御崎神社

縁結びにゆかりの深いパワースポット ソテツがジャングルのように覆い茂る中で鎮座する御崎神社。現在では縁結びのパワースポットとして人気が高まっています。

【スポット情報】御崎神社

ワイルドな自然のエネルギーを五感で堪能

 日本本土最南端の地・佐多岬へと続く、南国の細道。息があがらぬよう、転ばぬよう慎重に歩くことは大切だが、下を向いて歩いてばかりではもったいない。顔を上げれば、目の前にはどこまでも見晴るかす大海が広がっている。耳を澄ませば、切り立った断崖に打ち付ける大きな波音の合い間に、深い森をねぐらにする野鳥の声が聴こえてくる。

海からの荒々しい風を受ける御崎山のワイルドな景観も見どころのひとつ

いよいよ本土最南端、最果ての地へ

 岬の丘を巻くスロープを登ると、やがて佐多岬展望台が見えてきた。階段を上った先には、視界いっぱいの大パノラマが広がっていた。大海原に突き出した岬の断崖と、その上に建つ白亜の灯台。海と空が交わる水平線には、屋久島や種子島、硫黄島、竹島、黒島など南洋に浮かぶ島々の姿も見える。

日本本土最南端。断崖の先にある大輪島には、日本最古の灯台のひとつ佐多岬灯台が建つ
幻想的で息をのむほど美しい佐多岬のサンセットビュー。なんど見ても飽きることがない
日本の灯台50選にも選ばれている白亜の灯台。火が灯るまでゆっくりと流れる時間を楽しみたい
佐多岬

ハイビスカスなどの亜熱帯植物が生い茂り、まるで陸続きで着いた南の島のような佐多岬。
左に太平洋、右に東シナ海、右後ろに錦江湾と海に面し、天候が良い日には種子島、屋久島、硫黄島など見ることができます。

【スポット情報】佐多岬

御崎神社付近から海側に下る道の先にある、灯台守官舎跡
灯台守の官舎跡地

佐多岬灯台の灯りを管理していた職員の官舎跡地。
石造りの平屋で当時はイギリス人と日本人用に分かれていた。現在はわずかに家屋の石垣が残っており日本最古の灯台と共に歴史的、文化的にも貴重な財産となっている。

【スポット情報】灯台守の官舎跡地

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