本土最南端の見どころは佐多岬だけじゃない
日本本土最南端の町をもっと深く味わうなら、半島をぐるりと回遊し、南大隅町の東側を北上する「裏大隅」ルートがおすすめ。
最果ての佐多岬からの帰路、ホテル佐多岬や佐多岬野営場、みさきドームなどがある大泊集落で県道68号線に合流したら、大泊郵便局前を右折。集落を抜け、太平洋を右にみながらひた走る。浜尻の集落からは海を離れて山あいの道を行く。
郷愁を誘い、深く心にしみる原風景の残る郷へ
大中尾集落から県道74号線を右にトレースして向かったのは、古き良き日本の原風景が今も息づく辺塚集落。小さな神社、白い砂浜、段々畑などが織りなす風景の中に立つと、なぜか懐かしく、ひと際ゆっくりとした時間が流れているような感覚に抱かれる。
- 辺塚集落の風景
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日本の原風景ともいえる、のどかな漁村・山村の風情が残る辺塚集落。辺塚射撃場から見える深く入り組んだ谷は、辺塚七浦と呼ばれている
【スポット情報】辺塚集落の風景
<後編へ続く>